阪神と阪急が思い描いたまちづくり
願望として、いつか「阪神電鉄と阪急電鉄が目指したまちづくり」みたいなテーマで阪神間を歩くみたいなやつやりたいな…と思っています。思っているだけです。
阪神間や阪急電鉄についてはたくさん文献や研究があります。でもじゃあ「阪神間の郊外生活」はどういったものを目指そうとしたの、とか今あるその風景とか、そういう視点ってあんまりないなと思うんですよ(私が知らないだけか…)。
けっこう、歩くとちょこちょこ分かることってあるんですよ。ああ、こういう街にしたかったのかとかね、いや個人の意見ですが。
あと大きいのはやっぱり阪急に引っ張られがちというのがあると思うんですよ。確かに阪急の方が上手く立ち回ったのは事実です。でも最初に『市外居住のすすめ』をしたのは阪神電鉄です。
阪神電鉄ってわりと足元ふわふわしているというか阪急と対比されがちで、阪急のようなこれという印象というよりも、スピード出してたとか野球とかそのファンとかにイメージがいっちゃってる気がするんです。
こと関西においては、都市やまち、生活や暮らしそのものに結びつき発展に貢献したのは現在の私鉄たちです。阪急のみではなくそれは阪神や京阪や大阪軌道も同じ。
彼らの沿線を歩くことでなにを目指したのかってそれぞれ違うことが分かるかな〜と思います。
ちなみに現在のJRなどの官設鉄道や第一次私鉄ブーム期の鉄道は波及効果という点ではあるかもしれませんが、決して都市エリア、まちの発展に直接的に関係していません。目的が全く違うんですよね。駅とかもね。
途中、すごくどうでもいいこと言いましたね。とりあえずいつか阪神阪急を歩くみたいなのやりたいですね!
ついでに阪神高速道路も見ていってください(ここぞとばかりに布教)。最高なので。最近は5号と1号の夢女(概念)になりつつあるなぁ…。